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村井満チェアマンが有能!経歴から読む評判が良い理由はなぜ?

5代目Jリーグチェアマン、村井満さん。

彼がとても有能だと話題になっています。

今回はその能力の高さの秘密に迫ろうと思います。

村井満チェアマンの経歴から読む評判が良い理由はなぜ?

村井満チェアマンがこれまで歩んできた経歴から、「有能」だと言われる理由を探っていきます。

早稲田大学法学部→ロジカルな考え方

まずはじめに、村井満チェアマンは早稲田大学の法学部を出られています。

「早稲田」と言うだけで、頭が良いんだろうなぁという印象がありますが、「法学部」というところも重要です。

なぜなら法学部は、ロジカルな考え方、つまり物事を論理的に組み立てて考える力がつくからです。

実際に早稲田大学法学部の学部長・箱井崇史さんもこう仰られています。

法学部は六法全書を暗記するところではありません。むしろ、法律学を学ぶことによって自然と身につく公平や公正という鋭い感覚、論理的な思考力・判断力などこそが重要です。法学部出身者が、法律専門職ばかりでなく、社会のさまざまな領域においてまさにリーダーとして活躍していることは、こうした法学部で身につくスキルがリーダーとしての重要な資質であることを示していることの証拠といえましょう。

引用:早稲田大学HP

まさに村井満チェアマンはこのスキルを発揮しいているのではないでしょうか。

リクルート営業→中小電気ショップを中心に求人広告の営業活動

そして大学卒業後は日本リクルートセンター(現リクルート)に入社し、最初は秋葉原の営業所に配属され、営業活動を行われていました。

この営業部門では5年間働くことになります。

そして以下のような能力を磨かれたのではないでしょうか。

  • コミュニケーション能力(主にヒアリング能力)
  • 時間を管理する能力
  • トラブル対応能力

これらの能力はチェアマンとして、業務をこなす上でもかなり重要な能力なのではないでしょうか。

コミュニケーション能力はどんな仕事でも言われていますが、営業においては特に大事ですよね。

相手が何を望んでいるのか?ということに耳を傾け、ニーズを引き出す力。

そして、どの課題に対してどれだけの時間を使うか?といった時間を管理する能力。

トラブルに対応する能力も組織のトップには必要不可欠な能力です。

これらが後にチェアマンとして活動するにあたって活かされているのだと思います。

リクルート人事→人を見る目

リクルートで5年間営業をした後、今度は人事部に異動となります。

1988年のことです。

それから2000年には人事担当の執行役員に就任。

2004年〜2011年にはリクルートエイブリック(後のリクルートエージェント)代表取締役社長に就任します。

このように長期にわたって人事畑での仕事をされていました。

その中で「人を見る目」というものが養われたのでしょう。

「人を見る目」というのは組織のトップには欠かせない能力です。

 

その後も香港法人の社長就任や、日本プロサッカーリーグ理事の選任などを経て、2014年に第5代日本プロサッカーリーグ理事長(Jリーグチェアマン)に就任しました。

Jリーグにおけるチェアマンの仕事とは?

ここまで、村井満チェアマンの経歴からその能力を読み解いてきましたが、実際のチェアマンの仕事とはどのようなものなのでしょうか。

 

基本的には、チェアマンはJリーグの代表者として絶対的な権限を持ちます。

権限を持つと言うことは、責任が伴うということ。

チェアマンが「右に行け」と言えば、組織は右に行きます。

あらゆる法人業務の統括の責務を負うということですね。

要は組織の舵取り役です。

舵取り役として、理事会や実行委員会の際は議長を務めます。

 

では具体的なチェアマンとしての仕事はどんなものがあるのでしょうか。

村井満チェアマンが行なった代表的な例を以下に書いておきました。

村井満チェアマンが有能だと言われる所以はそのフットワークの軽さにもあると思います。

そのあたりは営業職時代に鍛えられていたかもしれませんね。

有能だと言われる件

村井満チェアマンが有能だと言われる件は多数ありますが、ここでは以下の2点について取り上げようと思います。

タグホイヤー、マスターカードなど多数のスポンサー契約

スポンサーは大会を運営するにあたってとても重要なものですよね。

そのなかでも10社のみがなれるJリーグトップパートナーにおいて、村井チェアマンは新規のスポンサーを獲得しまくっています。

代表的なところでいうと、2017年からトップパートナーになっているマスターカード・ジャパン株式会社などが挙げられます。

こういったフットワークの軽さやまとめ上げる能力は、これまでの経歴が遺憾無く発揮されている証拠だと思います。

 

タグホイヤーは2016年にオフィシャルタイムキーパーとして契約を締結しました。

これにより、選手交代やロスタイムなどの表示の際のレフェリーボードがタグホイヤーのデザインとなりました。

「DAZN(ダ・ゾーン)」での配信をスタート

2017年のJリーグにおいて、これを語らずにはいられません。

イギリスの動画配信大手企業パフォームグループと契約を結び、スポーツ動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」を使用することが可能に。

これによってPCやスマホでのリアルタイムJリーグ観戦ができるようになりました。

こういった時代のニーズを捉えた戦略も、営業畑や人事畑を経験していたからこそだと思います。

もちろんそこにはロジカルな考え方がベースにあると思います。

まとめ

ここまで村井チェアマンの有能さに迫ってきました。

村井チェアマンがすごいなと個人的に思う点は、ほとんどの事柄について、「把握している」ということです。

こういった組織のトップの人間になると、どうしても下に任せきりになってしまいがちですが、村井チェアマンは一つ一つを細かく把握されています。

それは様々なインタビューの受け答えの内容の濃さに現れていますね。

これからも村井チェアマンの動きには期待していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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