ついに最終回が終わってしまいました!
あなたの番です。
4月の放送開始から2クールに及ぶ長期戦でしたね!
とりあえずドラマ制作陣、キャストの皆さん、そして毎回考察に頭を巡らせた視聴者の皆さん、お疲れ様でした!
すでにツイッターでは様々な感想が飛び交っていますね。
さらに、終わり方がどうもスッキリしない、モヤっとした終わり方だったため、最終回後にも関わらず、新たな考察が出てくる事態となっています。
そんなぼくも例に漏れず、最終回を見ていて気になったことがあったので、考えを巡らせたいと思います!
1番気になったのは、「黒島のその後」
そして次に気になったのが「どーやんこと二階堂の心境」
そこで今回は、この2点について「あなたの番です最終回その後!黒島の描写がない理由は?二階堂も黒幕?」と題して考えていきたいと思います!
黒島の描写がない理由は?
まず1つ目。
黒島のその後の描写がなかった点について。
最終回の終盤、住人たちのその後の描写がオムニバス形式で淡々と流されました。
その中には、これまでに罪を犯した人たちが牢獄で服役する様子も描かれていました。
しかし、肝心の超黒幕「黒島ちゃんこと黒島紗和(西野七瀬)」のその後が描かれていませんでした。
黒島が最後に映っていたのは、ホテルグランドすみだで翔太(田中圭)が羽交い締めにして警察に連れて行こうとするシーン。
最後に黒島はどーやん(横浜流星)に向かって、ひまわり畑に行った時の話を持ち出し、「このまま普通の人になれるかもって思えた。ありがとう」という発言を残し、翔太に連れて行かれました。
次に翔太が映ったのは後日でしょうか?チャペルにいるシーンでした。
ということは、翔太が本当に黒島を警察に連れて行ったかも描写上は分かりません。
まぁ、そこは掘り下げる必要もなく、当たり前に警察に連れて行ってるでしょう。(でもその視聴者の思い込みを利用している可能性も捨て切れませんね。)
警察に連れて行ったとして、なぜその黒島の服役中の描写だけ無かったのでしょうか。
服役中じゃなくてもいいのですが、何か黒島の描写があるのが普通だと思うのですが、何かが隠されているようで、いまいちスッキリしませんでした。
もしかして映画化や続編などがあった場合に、その部分が重要なキーになっているとして、それを温存しているような気がしてなりません。
「実はあの後こうなっていた!!」みたいな感じで。
「#最後の座長の一言は完全にボケですw」 とありますが、なんかもう信用できないですよねw
本当にボケなのでしょうか。
黒島が連れて行かれたその後、どーやんの心境は?
先ほども言いましたが、ホテルで黒島から最後に「このまま普通の人になれるかもって思えた。ありがとう」という発言を受けました。
その言葉を受けてどーやんは泣いていました。
その次にどーやんが出てくる場面は、翔太がチャペルにいるシーンでした。
バッチリと服装を決めた翔太に対して「ご結婚、おめでとうございます」と言っていました。
あれから、すっかりと黒島のことは忘れて、今日は祝福に来ましたよと言わんばかりに。
でもそんなにすぐに忘れられるでしょうか?
どーやんは真面目で素直な性格だと思います。
だから黒島の話に耳を傾け、一度は翔太をホテルグランドすみだで窮地に追い込みます。
だけどやっぱり黒島から聞いていた話と黒島の態度が違うと感じ始め、最後は翔太が黒島を警察に連れて行くのを見送ることしかできませんでした。
ここで、あの時のあの一言です。
「このまま普通の人になれるかもって思えた。ありがとう」
黒島にこう言われたどーやんは泣いていました。
心が揺れた証拠です。
黒島にも普通の人の心が通っていると感じた瞬間です。
この一瞬の心の揺れが、どーやんの心に深く刺さっているとしたら?
(もしかしたら黒島さんもふつうの人になれるかもしれない)
そう思って完全には関係を絶ちきれずにいたら?
もしかしたらまた黒島の言うことを聞いてしまう可能性もあります。
(今はこうだけど、いつかきっと。)
という想いひとつにしがみついて。
だって、あれだけ人のことを嫌いなどーやんが初めて好きになった人です。
自分の中でも特別な存在であることに違いありません。
黒島が間違ったことをしていると知った後も、それでもなお手を貸そうとしたりもしたんですよ?
それをすぐに断ち切れるとは思えないんですよね。
そして最後の幸子おばあちゃんのシーンに繋がるんですが、あの建物は病院ではなく、黒島とどーやんが通う大学の校舎なんですよね。
そしてその手に巻かれていたのは、翔太と黒島を拘束していたのと同じ黒いガムテープ。
ここから推測するに、これはどーやんの仕業なのではないでしょうか?
まさに黒島の考えが、どーやんに継承されてしまった。
そもそもどーやんが黒島の頭の匂いを嗅いでも気にならなかったのは、同じ種類の人間だったから。
そう考えられるような気がします。
そうなると黒島の最後の言葉「このまま普通の人になれるかもって思えた。ありがとう」も、
本心では全くそんなことを思っていなくて、(こんな風に言えばどーやんは落ちる。)ということを分かった上での発言なのではないでしょうか?
観念したと見せかけて、最後まであきらめていなかったんですね。
悪の教典の最後のシーンを思い出しました。
事件を起こした犯人の蓮実(伊藤英明)が警察に連行される時、訳のわからないことを言って主人公の夏越雄一郎(浅香航大)に「こいつ…完全に狂ってる!」と言わせたシーンです。
それを聞いたヒロイン片桐怜花(二階堂ふみ)は「違う…こいつはもう次のゲームを始めてんだ…」と言います。
これが意味するのは何か?
蓮実は狂ってなんかいません。
訳のわからないことを言って精神異常者のふりをし、責任能力を問われず無罪になろうという意図があっての発言なのです。
今回の黒島の最後の発言もこれに近いニオイを感じました。
そんな異常とも言える黒島。
その高校時代を描いた過去の扉もhuluで見ることができます。
ここに何かヒントがあるのでしょうか?
また、この犯人が分かった状態でもう一度見返してみると、黒島の挙動だったり、発言の細かいところが「あ〜そういうことね」と繋がって、しっかりと自分の中でパズルのピースがハマっていくので結構面白いですよ!
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まとめ
今回は「あなたの番です最終回その後!黒島の描写がない理由は?二階堂も黒幕?」と題して書いていていきました。
本当にスッキリしない終わり方で、続編や映画化がありそうな気がしてなりません。(公式では「劇場で!」発言をボケとしていますが。)
果たして真相はどうなのでしょうか。
もし続編があるならまた記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!