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イチロー引退会見の名言と記者の失礼な質問まとめ!歴代の発言も

2019年3月21日(木)に、あの世界的スーパースターであるイチロー選手が現役引退を発表しました。

もう45歳ですもんね。本当に立派だと思います。

本人はこれまで「50歳まで現役!と言っていたので、有限不実行男になってしまった。」と言っていましたが、十分ですよね。

そんな日本が誇る球界のレジェンドの引退とあって、日本中、いや、世界中がイチロー選手の引退会見に注目しました。

今回はそんな引退会見で飛び出したイチロー選手の名言や、記者からの失礼な質問についてまとめたいと思います。

さらに、これまでの歴代の発言についても書いていきますので、要チェックです!

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目次

イチロー引退会見の名言まとめ!

これまで数々の記録や伝説を打ち立ててきたレジェンドの言葉というものは、どこを取っても深く重いものを感じます。

今回はそんな中でも、これは特に!という、選りすぐりの言葉をご紹介しようと思います。

「後悔などあろうはずがありません。」

引退試合での光景を目の当たりにしたら、後悔など出るはずがないという意味で仰られていました。

それだけファンの方々の声援が温かかったということでしょう。

「結果を残すために、人よりも頑張ったということはとても言えないですけど、自分なりに頑張ってきたということは、ハッキリと言える。」

人と比べるのではなく、敵はいつも自分自身ということが伺える言葉ですね。

(子供達へのメッセージ)「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけて欲しい。それが見つかれば自分に立ちはだかる壁に向かっていける。自分に向くか向かないかよりも、自分が好きなものを見つけて欲しい。」

これはそのまま、「好き」というのは何よりも原動力になるという話ですが、イチロー選手が言うと重みが違いますね。

「去年の5月以降、ゲームに出られない日々が続く中トレーニングを続けてきた。それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかった。これまでのどの記録よりも、その日々は“ひょっとしたら誰にもできないことかもしれない”というささやかな誇りを生んだ。」

苦しい日々も乗り越えれば、その先にはきっといいことが待ってるよ。っていうことですよね。

そんな日々があったからこそ今がある。という、今まさに頑張っている人にとってはすごくエールになる言葉なのではないでしょうか。

「あるときまでは自分のためにプレーすることがチームのためにもなるし、見てくれている人も喜んでくれるかなと思っていた。が、ニューヨークに行った後ぐらいから、人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わっていった。」

ファンの方の存在なくしては自身のエネルギーは生まれなかったというイチロー選手。

やはり「人は人のため」になるとすごいパワーが出るんだなと改めて学ばせてもらいました。

「おかしなこと言ってます?ぼく」

ちょくちょく出てきたこのイチロー節で、会見場の雰囲気は和やかになっていました。笑

「野球のことを愛したことだと思います。これは変わることは無かったですね。」

貫いたことは?という質問に対する答えですね。

数秒間の沈黙の後に出てきたこの答えは、シンプルですが、とても深く、すごく胸に刺さりました。

「力以上の評価をされるというのはとても苦しい。」

プロ3年目が終わった後からは番付を急に上げられて、とても苦しかったという。

やはり相当なプレッシャーと戦って来られたんだなぁというのが垣間見えました。

「皮肉なもので、プロ野球選手になりたいという夢が叶った後は、そうじゃない野球を夢見ている自分が存在した。ただ、これは中途半端にプロ野球生活を過ごした人間にはおそらく待っていないもの。」

本気で向き合ったからこそ見えてくるものがあるということですね。

「そうじゃない野球」の例に草野球を出されていましたが、イチロー選手が草野球って…凄すぎて試合になるのか心配です。笑

「心折れるんですよ。」

メジャーのオフシーズンに神戸の球場で練習していたとき、その寒さに凹む。心が折れる。と仰られていました。

やっぱりあの「イチロー」も、特別な人間じゃない。ぼくたちと同じ。

だからこそ、そんな自分を律してあそこまで昇りつめたイチロー選手はすごいなと思った一言でした。

「難しいかもしれないけど、言葉にして表現するということは目標に近づく一つの方法ではないかなと思う。」

最低50歳まで現役という表現をしてきたからこそ、ここまでできたのかもしれないと仰られていました。

「少しずつの積み重ねでしか自分を越えていけない。」

自分の限界を測りながらちょっと越えていく。それの繰り返し。

そうすればあるとき、こんな自分になっていた。

と仰られていました。

「遠回りすることでしか、ほんとの自分に出会えない。」

後退することもあるし、間違った努力をしてしまっているときもあるけど、自分なりに重ねて来たことを見てくれている人はいる。

無駄なことなんてないんだと思わされる一言ですよね。

「元カタカナのイチローみたいになるんですかね?」

現役引退後は監督、指導者、タレントなど様々な道がありますが、イチロー選手は何になるんですか?という記者の質問に対する答えですね。笑

イメージとしては、タレント「元イチロー」の鈴木一郎さん。とかってことですかね?笑

質問に対する着眼点が面白すぎます。笑

「雄星がお伝えするのは構わないですけど。」

引退試合の8回でベンチに戻るときに号泣していた菊池雄星にどんな言葉をかけましたか?という質問に対する答えですね。

それはプライベートなことなんで言えません。とイチロー選手。

「ぼくから声を掛けておいて、この会見の場でこんなこと言いました!ってバカでしょ。そんな人間ぜったい信頼されないでしょ!」

と言っていました。

この質問の前に「自分には人望がない」と言っていましたが、完全に人望あるでしょと思いました。笑

「3000個握らせてあげたかったな〜。」

イチロー選手はホームの試合前には、妻である弓子夫人のおにぎりを食べていたということで、その数は累計2800個ほどだったと言います。

それを3000個いきたかったと、弓子夫人も3000個握りたかったと言っていたそうで、イチロー選手の夢が奥様の夢にもなっていたことが伺えるエピソードでした。

「妻と一弓(イッキュウ)には感謝しかないですね」

一弓というのは愛犬の名前で、その懸命に生きる姿にはとてもパワーをもらっていたみたいです。

「野球の魅力は団体競技だけど個人競技」

チームが勝っていればいいというだけでなく、個人としても成績を残さなければ生きていけない。と仰られていました。

「成功すると思うから、やってみたい。それができないと思うからいかない。という判断基準では後悔を生む。やりたいならやってみればいい。そんなときにどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。」

プロ野球選手になってからこれまでに得たものは?という質問に対して仰られていました。

主に自身のメジャーリーグへの挑戦のことが頭に浮かんだのでしょうか、とにかくやってみることの大切さを教えてくれました。

「行ったり来たりっておかしい?いつもいるみたいだね。」

「一軍に行ったり来たり。」という自分の発言に対して精査しだしたときですね。笑

「一軍に行ったり、二軍に行ったり」という表現に落ち着きました。笑

個人的にここはけっこう好きです。笑

「お腹減ってきたもう〜笑 今日はとことんお付き合いしようかなと思ったんですけどね〜お腹減ってきちゃった。笑」

終盤、会見の長さに素直な感想を言うイチロー選手。

空気を和ませながらも自分の要望も伝える、本当に神対応でした。

「いや、お前契約金1億もらえないよ!」

プロ野球選手になる!と卒業文集に書いた小学生当時の自分に声をかけるとしたら?の質問に対する答えです。笑

あやうくこれが最後の質疑応答になるところでしたが、イチロー選手が「こんな終わり方でいいの?」と言って免れました。笑

「辛いことしんどいことから逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていくことは、人として重要なことなんではないかと感じています。」

最初のマリナーズ時代に「孤独を感じながらプレーしている」と仰られていましたが、その孤独感はずっと感じながらプレーされていたんでしょうか?という質問に対する答えです。

これが最後の質問となり、イチロー選手も「締まったね〜!最後!」と言っていました。笑

記者の失礼な質問まとめ

ではここからは、こういった会見に付き物と言ってもいい、記者による失礼な質問について書いていこうと思います。

「共同通信〇〇です…」

最初は、質問内容ではないですがこちらですね。

記者は質問をする前に社名と名前を言うのですが、この人はすごく小さな声で、負のオーラ全開でした。

が、そこは流石のイチロー選手。この自己紹介に、ほぼ食い気味に「あの、大きな声で、お願いします。」と指摘されていました。(しかも少し笑顔で、体全体で会釈するようにしながら)

ぼく自身、この自己紹介を聞いてからイチロー選手が突っ込むまでのコンマ何秒ですが、嫌な気持ちになったので、すごく助けられました。

「おつかれした」

日刊スポーツの記者が自己紹介の後、最初に言った言葉です。

いや、「お疲れ様でした」とちゃんと言いましょう。

「打席内での感覚の変化っていうのは今年は何かあったのでしょうか?」

引退会見での場違いな技術的質問にイチロー選手も「いる?それ、ここで。」と一蹴していました。

ただ、「後で裏で話すわ」とフォローも忘れないあたり、さすがでした。

やたらと長い質問

メジャーでの初試合と今回の引退試合がともにアスレチックス戦だったことなど、重なる部分が多くあるので、今回の第四打席の時にもその当時のことが浮かんだのではと勝手に想像してしまったのですがいかがですか?という質問。

それをだらだらと長く、しかも聞き取りにくい喋り方で、挙句に相手投手の名前を間違えるという失礼質問でした。

それに対しイチロー選手は「長い質問に対して大変失礼なんですが、ないですね。」と一言。

そりゃそうですよね。笑

ハフポストの女性記者による日本の野球界やシステムの批判に結びつけようとする質問

これまでは、甲子園で活躍→プロで活躍→メジャー挑戦という流れがあったが、もっとこんな制度だったらメジャー挑戦がしやすかった、もしくは日本のプロ野球に残りたかったなどという提言があれば育成制度も合わせてお願いします。という質問。

これに対して、「制度だけに目を向けるというのはフェアじゃないかなと思いますし、基本的な動きで言えば日本の中学生レベルのほうが、メジャーよりうまい可能性もありますよ。」と一蹴していました。

しかもこの回答中、イチロー選手は「聞いてらっしゃいます?」と言います。

この時、その質問したハフポストの記者はツイートをしていたかもしれないということで、失礼極まりないですね。

同じような質問をする

会見終盤に「野球選手じゃない自分を想像したらいかがですか?」という質問が。

これには序盤に草野球の話ししましたよね?とイチロー選手は切り返します。

これまでの歴代発言

最後にこれまでイチロー選手が言ってきた歴代発言をまとめておきます。

憧れを持ちすぎて自分の可能性をつぶしてしまう人はたくさんいます。

自分の持っている能力を活かすことができれば、可能性は広がると思います。

 

自分だけは違うという発想は危険なんです。

 

最高の打者と言われても10回に7回は失敗してるんですよ。
まだまだ成長できますね。

 

特別なことをするために特別なことをするのではない。

特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。

どれもとても心に響きます。

ぼくの野球部時代の監督も「当たり前のことは当たり前にしよう。」と言っていました。

まとめ

今回は「イチロー引退会見の名言と記者の失礼な質問まとめ!歴代の発言も」ということについて書いていきましたがいかがでしたでしょうか。

引退会見の内容は本当にどこを取ってもいいことしか言っていなかったので、思っていたよりも長くなってしまいました。

が、どれも本当に心に刺さるものばかりでした。

やっぱりイチロー選手は偉大だなと改めて思わされた、素敵な引退会見でした。

今後のイチロー選手の活動にも注目が集まります。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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