キングコングの西野亮廣さんが手がけた絵本、『えんとつ町のプペル』が映画化されることになりました。
公開は2020年のクリスマス。
そんな話題作の監督をするのが廣田裕介氏です。
今回はそんな廣田裕介監督について、「廣田裕介監督の経歴!代表作品は?えんとつ町のプペルで西野亮廣とタッグ」と題して、まとめていきたいと思います!
目次
廣田裕介監督の経歴プロフィール
STUDIO4℃、廣田裕介監督と!『黒騎士と白の魔王』ではゲーム本編で流れるアニメーションの劇伴音楽も担当しました。絵合わせで動きに合わせて音をつける作曲はほんとうに楽しくて、刺激のあるお仕事でした。 pic.twitter.com/dwFzwDpCaP
— 景山 将太/Shota Kageyama (@shotakageyama) April 20, 2017
※右側が廣田裕介監督
【名前】廣田 裕介(ひろた ゆうすけ)
【最終学歴】デジタルハリウッド専門スクール(東京本校)
【肩書き】CGI監督
【所属スタジオ】STUDIO4℃(2001年入社)
CGIとはComputer Generated Imageの略で、アニメーション作品においての最終的な画面の仕上げ(フィルタやエフェクト)のこと。
廣田裕介監督はCGI監督として、その工程のとりまとめ役として参加している作品が多いです。
この仕事の面白さについて、エフェクトなどをかけて画面を仕上げて行くことはもちろん、3Dを作ったり、ゼロから絵を書いたりすることが面白く、それら工程が繋がって1つのものができたときの達成感は素晴らしいと語られています。
所属スタジオは『鉄コン筋クリート』などで有名なSTUDIO4℃。
2001年の入社からそのキャリアはスタートします。
ではその代表作品についてまとめていきます。
代表作品
『ピロッポ』CGI監督
こちらはアイボを題材にしたフジテレビのアニメーション。
この作品で廣田裕介監督はCGI監督として参加されていました。
STUDIO4℃に入社後すぐの担当だったそうで、実質STUDIO4℃でのCGI監督デビュー作とも言えそうです。
アニマトリックスシリーズ『ビヨンド』CGI監督
(監督:森本晃司)
こちらは、あの名作『マトリックス』をモチーフにした9つの短編映画のうちの1つ。
2003年制作。
『ビヨンド』あらすじ
舞台は、仮想世界の内の日本、東京を模したエリア。下町の一角に住んでいる陽子は、飼い猫のユキを探し始める。そのさなかに出会った子どもたちが案内した場所は、立ち入り禁止である廃墟のような古びた建物。そこは「お化け屋敷」と呼ばれた場所で、陽子はそこで不思議な光景を目にする。以前から建物の存在を知っていた子どもたちは、超常現象を利用し楽しんでいた。陽子は、そこで子どもたちと一緒に遊び、超常現象が見せる非日常的な風景を楽しんだ。その場所「お化け屋敷」は、マトリックスのバグ(アノマリー)の1つであった。
出典:Wikipedia
Genius Partyシリーズ『BABY BLUE』CGI監督
(監督:渡辺信一郎)
こちらも「Genius Party」というオムニバス作品のうちの1つ。
この作品は内容がとても繊細なので、そこを邪魔しないような画面作りを徹底されたということです。
技術を押し出すような表現は控え、あくまでもストーリー重視の画面作り。
Genius Party Beyondシリーズ『MOONDRIVE』CGI監督
(監督:中澤一登)
さきほどのBABY BLUEとは打って変わってコミカルな今作品。
トレジャーハンターである主人公たちが宝探しに出かけるというストーリーで、絵の印象もこれまで見てきた作品の中で、1番『えんとつ町のプエル』に近い感じです。
『Genius Party ジーニアス・パーティ』と『Genius Party Beyond ジーニアス・パーティ ビヨンド』がセットになったBlu-rayも発売されています。
『Genius Party ジーニアス・パーティ』+『Genius Party Beyond ジーニアス・パーティ ビヨンド』【Blu-ray】
『ハーモニー』演出・CGI監督
(監督:なかむらたかし/マイケル・アリアス)
2015年公開作品。
この作品ではCGと手描きの同居を目指したそう。
カメラワーク上、人物の作画において、CGで描いたものと手描きのものとが連続する場面がある。
そこをいかに違和感なく馴染ませるかに注力されたということです。
例えるなら、歌モノマネで「本物」が歌った続きを「モノマネ」が歌って、いかに違和感を無くすか。みたいな感じですかね。笑
『えんとつ町のプペル』監督
西野亮廣のヒット絵本『えんとつ町のプペル』20年クリスマスにアニメ映画化決定!
STUDIO4℃制作&絵本にない新たなストーリーも追加 – https://t.co/9n6KzfTqym pic.twitter.com/IMV59fyZ63
— Fashion Press (@fashionpressnet) December 24, 2019
絵本版の絵も好きですが、映画版の絵もかなりかわいいですね!
公開がとても楽しみです。
そのほかにも参加作品としては、
『アニ*クリ15 ゆルルル~日常編~』
CGI監督『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』
OP演出
CGI監督(草木孝幸、斉藤亜規子と共同)『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』
OP絵コンテ・演出
CGI監督(草木孝幸と共同)『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』
OP絵コンテ・演出
CGI監督(草木孝幸、斉藤亜規子と共同)出典:アニメ@wiki
などがあります。
ベルセルクシリーズも有名ですよね〜!
まとめ
今回は「廣田裕介監督の経歴!代表作品は?えんとつ町のプペルで西野亮廣とタッグ」と題してまとめていきましたがいかがでしたでしょうか?
なかなか実績と実力のある方ですね!
西野亮廣さんとタッグを組む映画『えんとつ町のプペル』も今から非常に楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございます!