お笑い芸人

M-1総括2019!感想と評価分析まとめ!批判批評は?面白かったのは…

2019年12月22日(日)に開催される「M-1グランプリ2019決勝戦」

昨年は霜降り明星が見事に優勝に輝きましたが、今年はいったい誰が優勝したのでしょうか!?

今回は「M-1総括2019!感想と評価分析まとめ!批判批評は?面白かったのは…」と題して、今大会の総括として感想や評価、批判批評などについてまとめていきたいと思います!

M-1総括2019!感想と評価分析まとめ!批判批評は?

今年も三連単企画などもあって、お笑いネタを楽しむだけじゃなく視聴者も参加しながら楽しめる構成となってます。

昨年の霜降り明星の優勝をきっかけに若手にも火がついた今大会。

史上最多の5040組が参戦し、その頂点が決まります。

 

そして18時34分になり、ついに始まりました。

まず、上戸彩さんが可愛い。笑

司会の二人が登場した時会場がどよめいていました。

いつも思うんですが、始まってすぐのダイジェストは下手なドラマよりも泣けますよね。笑

すべての芸人さんにドラマがあってみんな応援したくなります。

 

決勝戦が始まる前に、昨年の優勝者「霜降り明星」のVTRに行く時に、ちょっと変な感じになっちゃいましたが、司会の今田耕司さんと上戸彩さんがさすが、繋いでいました。

もうこのあたりも「名コンビ」という感じになってきましたね!

それにしても霜降り明星はM-1での優勝をきっかけに、とてつもないスターダムを駆け上がったのがVTRから分かりました。

そして過去に上沼恵美子さんが「こっちも死ぬ気でやってんねん!」と言っていたように、今年も審査員の皆さんは緊張している様子でした。

やはりそういった話になり「死ぬ気でやってるんで、いらんこと言うなよ!」と釘を刺されていました。笑

上沼さんはこの日の昼に出演したテレビで「審査員を辞退しようかと思った」ということも言っていたようです。

自分たちの審査によって人の人生を変えてしまうぐらいの力があるということを本当の意味で実感されているのだと思いましたね。

 

そして今年は順番を笑神籤(えみくじ)で決めるということで、敗者復活枠は引かれるまで誰かわからないというルールです。

もちろん、ファイナリスト達も直前まで順番はわかりません。

これは決まってからネタ披露まで、準備する時間もほぼ無いので、かなりプレッシャーがかかるシステムですね。

ちなみに笑神籤(えみくじ)を引くのはラグビー日本代表の3選手(福岡選手、堀江選手、稲垣選手)でした。

 

ニューヨーク[FIRST ROUND]

ニューヨークはザ・王道漫才という感じでした。

ちょっと変な歌をベースにしたネタは、トップバッターにピッタリだったような気がします。

適度に笑いもとっていましたし、会場があたたまった印象。

審査員の方にとっても採点のベースにしやすいネタかなと思いました。

正直、ネタが終わって点数がわかってからのフリートークの方が面白かったです。

かまいたち[FIRST ROUND]

かまいたちのクジが引かれた瞬間会場がどよめきました。

それほど期待値が高かったということでしょう。

ネタは「言い間違い」のネタ。

山内さんが自分の言い間違いを絶対に認めないというネタで、こういったサイコパス的なキャラをやらせたら山内さんの右に出るものはいませんねw

この感じのネタは「お母さんが万引きした話」のネタも面白いですよねw

完全にお客さんをかまいたちワールドに惹き込んでいました。

今田さん、松本さんも涙を浮かべながら笑っていましたw

ネタ終わりの拍手も大きかった気がします。

その勢いは審査結果にも現れていて、審査員ほとんどが95点を付けて合計660点という高得点。

上沼さんはこのネタ終わりの時点でべた褒めで、フリートーク力があると言っていました。

「えみちゃんねる」出演決定w

立川志らく師匠も「まいりました」のひとこと。

和牛(敗者復活枠)[FIRST ROUND]

敗者復活枠に決まったあと「今年こそチャンピョンになりたいと思いまーす」というひとこと。笑

緊張隠しなのか、余裕があるのか…

いや、この後にたぶん緊張は襲ってきたでしょうね!笑

まさかの敗者復活戦と同じネタでした。

敗者復活戦でもウケていたのでこの判断だったのでしょうか。

でもネット上では少し残念がる声が上がっていました。

それに反して会場は爆笑。

ガチで勝ちにいっている、いい判断だった気はします。

審査員の松本さんもこのネタの構成をかなり褒めていました。

すゑひろがりず[FIRST ROUND]

和服の2人が新しい漫才を見せてくれました。

時代劇風の話し方で、コンパのネタをするという設定重視のネタでした。

つづみや扇子といった小道具もうまく使っていて面白かったですね。

このネタ以外だったらどういった切り口のネタをするのかな?と気になりました。

ただ、会場の盛り上がりとしては前の順番の「かまいたち」「和牛」に比べると少なかった印象ですね。

キャラクターにちょっと頼りすぎたかなぁという部分はあった気はします。

からし蓮根[FIRST ROUND]

車の教習所のネタ。

少し緊張していたのか、もうちょっと表情も豊かにした方がおもしろかったかなぁと思いました。

とにかくネタをやっていた。

という感じ。

言い方が難しいですが、「ライブ感」というか、この舞台を駆け回るようなものがあればもっと化けそうな気がします。

ただ教官を轢いたところは面白かったですねw

審査結果発表後、上沼さんが発狂していましたね。笑

巨人師匠に褒められてちょっと涙ぐんでいました。

見取り図[FIRST ROUND]

「第一印象」のネタ。

お互いに褒め合うけど、片方はちょっとずれた返しをする。

結構正統派な漫才で好感が持てました!

途中噛んでしまった時のアドリブには感心しました!

→「すみません、お昼爆竹食べました!」

地頭の良さというか、面白さがあるコンビだと感じたのでフリートークやひな壇芸人としてもやっていけそうな印象です。

ネタ終わり後のトークも面白かったです。

ただ、決め所というか、「ここ!」というのがなかったのが惜しかった気がします。

それがあればもっとドカンと笑いが起きていたのでは…

ミルクボーイ[FIRST ROUND]

ミルクボーイは結構見た目が武器ですねw

でもそれを全く使わない正統派のしゃべくりで好印象!

コーンフレークをイジリまくるネタで、観客も身近で「あるある」と思える、とてもライブ向きのネタだと思いました。

その証拠に観客の笑い声もここまでで1番だったと思います。

そしてその後の審査結果では堂々の1位!

M-1史上最高得点の681点を叩き出しました!

ナイツ塙さんは100点に近いという99点を入れていました。

オズワルド[FIRST ROUND]

独特の世界観を持ったコンビ。

これまでの勢いのある漫才とは違って静かなスタートでした。

板前のネタで最初はクスクスといった笑いでしたが、例え話が出た辺りからギアチェンジした感じで、会場の笑い声も大きくなっていきました。

しかしながらこの時点の上位3位に迫るほどの勢いはなかった印象です。

今田さんも「心地いい」と言っていましたが、本当にそんな感じで、賞レースでやるネタというより、単独ライブの中盤とかにやるようなネタに感じました。

松本さんは「将来が楽しみ」と言っていましたね!

インディアンス[FIRST ROUND]

インディアンスはハイテンションがいいですよね〜!

ギャグ正統派で見ていて元気が出ます。笑

やっぱりこういう勢いがM-1向きだなぁと思います。

声の張り方とか表情も豊かでいいですね。

ただちょっと早口というか、展開が速すぎてお客さんがついていけない箇所がいくつかあったので、そういう部分をもっと丁寧に取りこぼさないようにすれば、もっと成績が良かったのかなぁと感じました。

ナイツの塙さんも「ちょっと平和すぎたかなぁ」と言っていましたね。

中川家の礼二さんも「もうちょっと人間味があれば…」との評価でした。

ぺこぱ[FIRST ROUND]

自己紹介から飛ばしていましたねw

肯定ツッコミが最高ですw

その「システム」は斬新ですが、すぐに理解できるものでお客さんもかなり笑っていました。笑

「大きい笑い」と「小さい笑い」が1番散りばめられていたコンビだと思います。

緩急があって良かったです。

「激しいヘタが付いてる」が個人的に面白かったですね!

見事、最終決戦進出を決めました!

この勢いはもしかすると…

上沼さんも「新しいツッコミ好き!」と好感触でした!

松本さんが「ノリツッコまないボケ」という絶妙なネーミングをされていました。笑

ぺこぱ[最終決戦]

最終決戦はすでに「ホーム」という感じでした。

ファーストラウンドで最後だったので、最終決戦1番目はその勢いを受け継げた感がありました。

その証拠に「ふぉてふぉん?(お手本)」という松陰寺さんのジャブ的な笑いどころも会場は爆笑でした。

拍手も起こっていたので、これは勢いに乗ってる感がすごかったです。

これは後2組にかなりプレッシャーを与えたように思います。

かまいたち[最終決戦]

序盤は見ている側としても「どうくる?」という感じで、距離感を測ってる感じでしたが、山内さんが持論を展開しだしてから惹きこまれていきました。笑

「じゃんけん2回出せる」のくだりは面白かったですねw

変な息継ぎのタイミングなどの小技というテクニックもさすがだなぁと感じました。

会場を巻き込んでいた感がありましたね。

ただ、一本目ほどの爆発力がなかったかなぁ。。と感じました。

ミルクボーイ[最終決戦]

一本目と似たようなネタで勝負してきました。

一本目は「コーンフレーク」

二本目は「もなか」

会場は爆笑。

審査員も笑っていましたが、このパターンは審査員にはどう映るかなぁと感じながら見ていました。

しかし、もなかの家系図は圧巻でしたねw

結果、面白かったのは…

ミルクボーイのFIRST ROUNDのネタ「コーンフレーク」

かまいたち一本目「UFJ」

ぺこぱの2本。

 

ということで、最終決戦終了時点でぼくの予想は「ぺこぱの優勝」でした。

それほど「ぺこぱ」が1番面白かったです。

優勝結果発表

【オール巨人】ミルクボーイ

【ナイツ塙】ミルクボーイ

【立川談志】ミルクボーイ

【サンドウィッチマン富澤】ミルクボーイ

【中川家礼二】ミルクボーイ

【松本人志】かまいたち

【上沼恵美子】ミルクボーイ

ということでミルクボーイが優勝しました!

ぺこぱがぁ〜笑

敗者復活の総括も

10組目の決勝進出者を決める敗者復活戦の模様も書いておきます。

敗者復活戦に挑んだ全16組の中から、復活して決勝に行けるのはわずか1組です。

個人的には「囲碁将棋」「ラランド」「くらげ」「ロングコートダディ」あたりが面白かったですね。

「天竺鼠」も面白かったんですが、万人受けはしないだろうなという印象でしたw

ただ、ネタ終盤の「働き方改革」という感じで「俺、今日完全にボケ終わったから先上がらしてもらうわ」というくだりはだいぶ面白かったですね!

お客さんの反応も良かったです。

まとめ

今回は「M-1総括2019!感想と評価分析まとめ!批判批評は?面白かったのは…」と題してまとめていきましたがいかがでしたでしょうか?

今年もとても面白かったですね!

優勝したミルクボーイの今後の活躍に期待したいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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